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■府道6号線出灰の道端水(仮称)■

2012.11.27 (Tue)
灰出1

■府道6号線出灰の道端水(仮称)■

・名称 : 府道6号線出灰の道端水(仮称)
・タイプ: 湧水
・所在地: 大阪府高槻市出灰
・採水 : 可能
・飲用 : 飲用不適
・駐車 : Pなし
・備考 : 

・口当たり: 硬《○○○○●》軟
・湧水の量: 微《○○●○○》多
・待ち時間: 長《○○○○●》短
・お勧め度: 微《○●○○○》高

【名水ノート】

名水を育む環境と石灰岩の関わりについて以前に書いたと思いますが、これは視点を変えると石灰岩地層を探す事が名水を探す近道な訳ですよね。

関西では奥伊勢から洞川や白崎までの秩父帯、それに鈴鹿北部から伊吹山の界隈に顕著な石灰地層が見られ、実際その地域では洞川湧水群や醒ヶ井湧水群など関西を代表する名水が湧き出しています。

名水に興味を持つ事はすなわち地層を知る事でもあり地質を調べるのは必然の成り行きとも言えます。そんな中で私は全く知らなかったんですが、大阪府にも石灰地層があると聞いた時は正直驚きを隠せませんでした。

大阪府の平野部分は『大阪群層』と呼ばれる海洋性の堆積層で砂岩や泥岩、礫岩が主体なんですが、北部の北摂山域から丹波地域には『丹波群層』と呼ばれる古生代の地層があって、その中には一部石灰地層が点在してるのです。

一番顕著なものは京都府の質志付近、それに亀岡市北部の竜ヶ岳や鞍馬山周辺も比較的まとまっているようです。大阪府では高槻市の北部、出灰(いずりは)集落からポンポン山周辺に小規模ながら点在しており『出灰の石灰露頭』と呼ばれています。因みに『出灰』とは「灰、つまり石灰を産出する場所」として名付けられました。

灰出4
・こんなところに石灰岩が、出灰の石灰露頭

石灰岩は水の浸食に弱く岩盤内に空間を作りやすい事から水脈が発達して湧水も多くなります。※その空間が発達したものが鍾乳洞

そしてこの地にもありました。出灰集落から府道6号線を1キロほど南下した左岸防壁のパイプより豊富な湧水がジャブジャブと出ています。実はこの湧水、以前は人気の水場で休日ともなれば大勢の水汲み人で賑わっていました。しかし水質検査で大腸菌群が陽性となり『飲用不適』の烙印が押されてしまいました。当時メディア等でも報道されたので覚えている方も居るのではないでしょうか!?。

灰出2
・府道沿いの目立つ場所にあって湧水量も安定している

地元の方によると今は水汲み人は殆ど来なくなったそですが、それでも時折は見かけるそうです。

さて私ですが、こんなブログをやってる以上飲まない訳には行きません。と言うか細菌や微生物類の不安は煮沸でほぼ完全に解消出来ます。化学物質や重金属類の混入は煮沸では防げませんが、正直なところ自然の湧水や伏流水には多かれ少なかれその場所特有の成分が溶け込んでいます。長期飲用なら影響あるやもしれませんが短期飲用なら生物由来の不安さえ解消すればまず問題は無いでしょう。

そんな持論で煮沸して飲んでみるとコレ結構いけますね!。泉原や乳の泉など、北摂界隈に見られる甘い系の水とは明らかに違ってました。硬度が高いって感じは無いけどどっちかと言うとすっきり系の水ですかね!?。

灰出3
・出灰不動尊も見所のひとつ

現地には『飲用不適』の看板がデカデカと設置してあるので「オススメです」とは言えませんが気にしない方は試してみてはいかがでしょう?。

地図↓
http://goo.gl/maps/OvR7y

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