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■八重谷湧水■

2012.10.23 (Tue)
八重1

■八重谷湧水■

・名称 : 八重谷湧水
・タイプ: 湧水
・所在地: 三重県度会郡大紀町永会
・採水 : 可能
・飲用 : 可能(要煮沸)
・駐車 : 採水場横に東屋と駐車スペースあり
・備考 : 硬度約120mg/L

・口当たり: 硬《○○●○○》軟
・湧水の量: 微《○○○○●》多
・待ち時間: 長《○○○●○》短
・お勧め度: 微《○○○○●》高

【名水ノート】

『中央構造線』の外帯(南側)には三波川変成帯と呼ばれる地層があり、それに沿うように石灰岩層も点在しています。これは『秩父層』と呼ばれる古生代の堆積層で、その名の通り関東の秩父辺りから浜松の北部を通り、関西では三重県の伊勢、宮川界隈、奈良県の柏木や洞川を通って和歌山の白崎海岸へと抜けています。

石灰岩は水の浸食には弱いけど風化には強く地表が削られても石灰部分だけ露岩として残る場合があり、そのような地形をカルスト地形と呼びます。中でも顕著なカルスト形状を見せるのが伊勢市の南部から大紀町にかけてであり『奥伊勢カルスト』と呼ばれ鍾乳洞や石灰岩の岩壁が点在しています。

『八重谷湧水』はそんな奥伊勢カルストの盟主とも言える国見岳の山腹に湧き出します。国見山には八つの谷があるそうですが、そのどれもが石灰地層の枯れ谷で水が流れていません。そんな伏流水が一気に地表へと溢れ出すこの水は『八重谷湧水』と名づけられました。

場所は少し判り難いんですが、国道42号線の阿曽から阿曽風穴を目指すのが手っ取り早いでしょう。風穴の傍に東屋と駐車スペース、それと水汲み場が整備されています。

八重3
・ここが湧水点、大量の水が湧き出します

湧水点は水汲み場から更に150mほど奥、木組みの遊歩道に沿って行くんですが、途中の渓谷には湧水100%の滝があって、エメラルドブルーの何とも言えない神秘的な釜を従えてます。県内でも有数のパワースポットと言われるのもまんざら嘘じゃないでしょう。

八重2
・神秘的、まさにパワースポット

実はこの水、硬度が100を超えているそうで日本では硬水の部類なんですが、ミネラルバランスが良いのかまったく硬さを感じさせません。スッキリしていてコクがあって実に私好みのお味でした。

八重4
・近くには阿曽風穴もある

八重5
・カレンフェルトが乱立する奥伊勢カルスト

惜しむらくは湧水点から水汲み場までの導水距離が長く、水汲み場の水には少し清涼感が乏しい事、もし湧水点近くで採水できれば最高の水質と飲み口を堪能できるに違いありません。但し湧水点を汚したり勝手に踏み入ったりゴミを残したするのは論外、地域の方々が大切にしている水です。恵みに感謝してマナーを守って戴いてくださいね。

地図↓
http://goo.gl/maps/ia2RW

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