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■湯谷不動明王の湧水■

2012.10.22 (Mon)
湯谷1

■湯谷不動明王の湧水■

・名称 : 湯谷不動明王の湧水
・タイプ: 湧水
・所在地: 三重県多気郡大台町栗谷
・採水 : 可能
・飲用 : 可能
・駐車 : 路肩に駐車スペースあり
・備考 : 

・口当たり: 硬《○○○○●》軟
・湧水の量: 微《○○●○○》多
・待ち時間: 長《○○○●○》短
・お勧め度: 微《○●○○○》高

【名水ノート】

三重県の櫛田川から高見峠に至る地域は『中央構造線』に沿っており地質的にも非常に複雑です。『中央構造線』とは元々中国大陸の一部だった内帯と、遥か海洋からプレートに乗ってやってきた外帯が接している場所なので非常に強い圧力を受けた変成岩が多く見られる場所。

この構造線接合部分の北側(内帯側)を『領家(りょうけ)変成帯』と呼び、高温で変成した花崗岩が多くなり泥岩から変成した片麻岩等も良く見掛けられます。

一方の南側(外帯側)を『三波川(みなみがわ)変成帯』と呼び、海中で低温高圧力を受け変成した緑色片岩や黒色片岩が多く、また一部には海洋の堆積物が隆起した石灰岩やチャート質も散見できます。

櫛田川から蓮川や宮川にかけての流域はそんな三波川変成帯の真っ只中で、色んな地層が複雑に交錯している事から、それが水質にどんな影響を及ぼしているのか非常に興味のあるところでした。

『湯谷不動明王の水』は国道422号線を湯谷峠から宮川方面に少し下った場所に湧き出してます。傍にあるのは湯谷不動尊、国道422号線の開通を期に交通安全の守護神としてこの地に祀られているそうです。

湯谷2
・湯谷峠から宮川側に少し下った場所にある

湯谷3
・この地の守護神だそうです

湧水量はかなり多いけど、谷間の奥から祠の横に導水されているようでパイプは傾斜の強い斜面へ続いていて本来の湧水地は確認出来ませんでした。

今回はペットボトルでの採水でしたが、帰宅後に確認すると若干の砂っぽい堆積物が見られます。湧水地を確認していないので何とも言えないけど、導水の途中で不純物が混入する可能性があるのかもしれません。

湯谷4
・若干砂気が混じるので手拭いやガーゼをかぶせると良いかもね

お味の方はミネラル感の少ない軟水系だと思いますが、なんと言うか少し雑味を感じます。また他の湧水と比較すると色度が若干高いような気がします。具体的にはちょっと黄緑っぽいと言うか。

そんな訳でオススメ度としては伸ばせなかったけど、古来より峠を行き交う人々の喉を潤してきた名水、古に思いをはせて味わってみるのも一興ではないでしょうか。

地図↓
http://goo.gl/maps/aQjBj

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