スポンサーサイト

--.--.-- (--)
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

■江馬小屋の道端水(仮称)■

2012.10.18 (Thu)
江馬1

■江馬小屋の道端水(仮称)■

・名称 : 江馬小屋の道端水(仮称)
・タイプ: 湧水
・所在地: 三重県松阪市飯高町蓮
・採水 : 可能
・飲用 : 不明
・駐車 : Pなし(路肩に駐車可能)
・備考 : 

・口当たり: 硬《○○○●○》軟
・湧水の量: 微《○○○●○》多
・待ち時間: 長《○○○○●》短
・お勧め度: 微《○○○●○》高

【名水ノート】

三重県の櫛田川から高見峠に至る地域は『中央構造線』に沿っており地質的にも非常に複雑です。『中央構造線』とは元々中国大陸の一部だった内帯と、遥か海洋からプレートに乗ってやってきた外帯が接している場所なので非常に強い圧力を受けた変成岩が多く見られます。

この構造線接合部分の北側(内帯側)を『領家(りょうけ)変成帯』と呼び、高温で変成した花崗岩が多くなり泥岩から変成した片麻岩等も良く見掛けます。

一方の南側(外帯側)を『三波川(みなみがわ)変成帯』と呼び、海中で低温高圧力を受け変成した緑色片岩や黒色片岩が多く、また一部には海洋の堆積物が隆起した石灰岩やチャート質も見られます。

櫛田川から蓮川や宮川にかけての流域はそんな三波川変成帯の真っ只中で、色んな地層が複雑に交錯している事から、それが水質にどんな影響を及ぼしているのか非常に興味のあるところでした。

『江馬小屋の道端水(仮称)』は江馬小屋谷の出合い付近、ちょうど江馬小屋林道の起点にあっていつも道路沿いに大量の放水があるのでピンと来た方も多いでしょう。私もこの界隈へ遊びに来る時は、よく水を補給したり手足を洗ったりしていました。

江馬2
・わりと目立つ場所なんでピンと来た人も多いのでは!?

今までは何気なく利用していた訳ですが、今回のように採水がメインになると水の素性が気になります。そこで湧水地を探してみました。ゴム製のパイプを伝って行くと30mほど上流の平地に小さな貯水層があって、更にそこから急斜面を登って巨岩群の上へと消えています。どうやらこの巨岩帯のどこかに湧出地があるようです。

江馬3
・この岩場のどこかに湧水地があると思われる

湧水量はかなり多く、10Lタンクが数秒で満タンになります。しかも冷たい、今回巡った湧水の中で一番冷たく感じました。

江馬4
・気持ち良いくらいドバドバ出とります

お味の方は、『青田川の道端水』と同系統でもう少しコクがある感じかな!?、青田川はサッパリ系の中にも若干渋みがあるんやけど、江馬小屋はその渋みを少なくしてコクが増した感じですかね!。

江馬小屋の出合い付近は石灰の露出があちらこちらにあるんやけど、この辺りは石灰一辺倒じゃなく色んな岩質が重なりあってるから硬くなりすぎないのが良いですね!。まあ貯水層が半開口してるんで不純物が混入する可能性が無いとは言えないけど、名水としての資質は十分あると思います。オススメやね!。

地図↓
http://goo.gl/maps/8EEkC

スポンサーサイト

トラックバックURL
http://takimiroku.blog59.fc2.com/tb.php/51-668c7451
トラックバック
コメント
管理者にだけ表示を許可する
 
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。