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■千手寺の霊水■

2013.04.24 (Wed)
千手1

■千手寺の霊水■

・名称 : 千手寺の霊水
・タイプ: 湧水
・所在地: 京都府亀岡市稗田野町鹿谷
・採水 : 可能
・飲用 : 不明
・駐車 : 千手寺の無料駐車場が利用可能
・備考 : 千手寺境内 硬度0mg/L

・口当たり: 硬《○○○○●》軟
・湧水の量: 微《●○○○○》多
・待ち時間: 長《○○○○●》短
・お勧め度: 微《○●○○○》高

【名水ノート】

京都府亀岡市の西側にある行者山、その山腹にある千手寺にも湧水がある。『千手寺の霊水』と呼ばれホウ酸成分を多く含む事から眼病に効果が高いと言われている。この千手寺も湧水マスターたる弘法大師の開山と伝えられており大師作の十一面千手観音が安置されてるそうだ。

千手2
・千手寺境内より湧き出す

場所はちょっと判り難いが、国道372号線から稗田野鹿谷の集落を目指し、クボタ貿易の横を抜けて山中へと進む。一応舗装路だがかなり急登で、登り切った辺りに山門への階段と駐車場が見えた。

ただ今回は麓にあった猪鹿避けの赤い鉄製ゲートを進入禁止のゲートと勘違いしてしまいそこから歩く羽目になる。しかしそのお陰でこの地域が予想外に面白い場所だと言うのが判ったのだ。

行き道は何も考えず20分ほど歩いて境内に到着、湧水は階段手前の手水舎、本堂横、それに西外れの観音像下にあるが、おそらく観音像下が本来の湧水点だろう。この水は硬度が0mg/Lと言われており、ナルホド、確かに口当たりが非常にマイルドだ。まあ私には物足らない部分でもあるのだが・・・。

千手3
・淡白な味わい、でも少し物足らない?

面白いのは千手寺付近の岩質は割りと結晶の荒い花崗岩で硬度の低い水になり易いのも頷けます。しかし下るに従って岩質に変化が見られた。次第に凝灰岩が多くなりチャート質や石英質の岩も混じって来たのだ。しかも石英質の中には金属鉱物らしきものが散見している。これはもしや?、頭に浮かんだ仮説はすぐに現実となった。周囲を注視してみると、やはりあった、坑口だ。どうやらこの山には鉱山があったようだ。

千手4
・古い坑口だと思われる

で、後に調べてみると鹿谷集落に『大谷鉱山』と呼ばれるタングステン鉱床としては国内最大規模の鉱山があって大正から昭和初期にかけて大いに賑わったそうである。その後衰退はしたものの細々と採掘が続いたそうだ。しかしカドミウム鉱毒等の影響もあって昭和58年ついに廃坑となった。

そう言えば、車を止めた付近にコンクリートの水路みたいなもんがあったけど、それが入り口やってんね。そこからも湧水が流れ出してたような感じやったけど、調べて判ったのはこの水は重金属を含んでいて飲めないらしい、あー採取せんで良かった!!。

でも全く予備知識無しに行った場所でこんな発見があるなんてちょっと面白かったなぁ。人と水と山の関わりを感じた探訪だった。

地図↓
http://goo.gl/maps/nIhBd

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