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■頭之水(知恵の水)■

2013.01.29 (Tue)
頭1

■頭之水(知恵の水)■

・名称 : 頭之水(知恵の水)
・タイプ: 湧水
・所在地: 三重県度会郡大紀町大内山
・採水 : 可能
・飲用 : 可能
・駐車 : 頭乃宮四方神社の無料駐車場が利用可能
・備考 : 頭乃宮四方神社境内 硬度約30mg/L

・口当たり: 硬《○○○○●》軟
・湧水の量: 微《●○○○○》多
・待ち時間: 長《○●○○○》短
・お勧め度: 微《○○●○○》高

【名水ノート】

頭のよくなる神社って知ってます?。『頭乃宮四方神社』、なんでも「あたまの宮」を冠する神社って全国でここだけなんだそうです。

頭2
・首から上にご利益がある頭乃宮四方神社、女性の参拝者が多い気がした

平安京を造営した桓武天皇の後裔、唐橋中将光盛卿のご神霊を主祭神としてお祀りしているそうなんですが沿革読んでるとけっこう凄いんですよ。以下HPより抜粋↓。

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「頭之宮」の神社名が示す通り、特に首より上の“あたま”に関する諸祈願に霊験あらたかなお宮として信仰を集めています。また「四方」とは、東西南北の全方向をさし、広大無辺の神徳を現します。

頭之宮四方神社は、奥伊勢県立公園に位置し天然の風致に富んだ唐子川の辺にあります。遠い昔、唐子川の上流、険しい岩がそびえる山の上に、ご祭神・唐橋中将光盛卿は住んでいました。その場所は名前にちなみ「中将倉」と呼ばれています。

唐橋中将光盛卿の亡き後、いつしか時は流れ、ある日の事、唐子川で遊んでいた子ども達が、1つの髑髏(ドクロ)を見つけました。土葬が当たり前だった当時、髑髏は現代ほどには日常から遠いものではありませんでした。無邪気な子ども達は髑髏を川面に浮かべ、恐れもなく遊んでいたのですが、通りがかった老人が「不浄なり」と髑髏を捨てさせてしまいました。

ところが、この髑髏こそ唐橋中将光盛卿だったのです。老人は突如神がかりし、村人にこう話し始めました。「私は唐橋中将光盛である。子ども達と楽しく遊んでいたのに、髑髏を不浄と言って妨げるとは何事か」村人が恐れ見守っている中、老人はこう続けました。「私の髑髏をこの地に祀るならば、万民に幸福を与え、永く守護する」と。村人はこのご神託を恐れ敬い、神託のままに神殿を造営し髑髏をお祀りしました。

その地こそ現在の頭之宮四方神社の鎮座地であります。この由来から当社は、日本で唯一の「頭之宮」と名乗る神社となっています。鎮座の始めは建久二年(1191)と伝えられています。唐子川は今でも清らかに流れ、ホタルが飛び交いカジカが鳴く自然の中で、伝説が息づいています。

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うーん、流れてきた髑髏を川に浮かべて遊ぶ子供って・・・、普通なら完全に警察沙汰の大騒ぎですよね。でも昔は戦とかもあったし今よりも人の死が身近にあったんですよね。ほんと現代に生まれてよかったです。

そんな頭乃宮四方神社にも名水がありました。『頭之水』、知恵の水とも呼ばれててそのままズバリ、飲めば頭が良くなり無病息災、家内安全、健康長寿と全てに霊験があるそうです。

頭4
・飲めば頭が良くなるそうです。でもなんで蛙?

この地域は石灰が多くて周囲の山を見渡せばそこらじゅうに石灰岩壁が見えます。なので硬度の高い水を想像してたんですが、飲み口は予想外にサラッとしてました。資料でも『硬度約30mg/L』となってるのでやっぱそうなんでしょう。

頭3
・お乳が出るようになると言う乳湧岩の手水舎とお滝さん

社はけっこう辺鄙な場所にあるんですが参拝者が多く、特に若い女性が多かった気がします。こりゃぜったいご利益MAXにあるんでしょう!。大きい無料駐車場があったのにも頷けました。

名水もかなり人気で水汲み人がひっきりなしですが、水量は少なくタイミングによっては待ち時間も覚悟してくださいね。

地図↓
http://goo.gl/maps/qHe3g


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■大和谷の道端水(仮称)■

2013.01.25 (Fri)
大和1

■大和谷の道端水(仮称)■

・名称 : 大和谷の道端水(仮称)
・タイプ: 湧水
・所在地: 三重県多気郡大台町久豆
・採水 : 可能
・飲用 : 不明
・駐車 : Pなし(付近の路側帯に駐車)
・備考 : 渇水期は水量が少ない

・口当たり: 硬《○○○●○》軟
・湧水の量: 微《○○●○○》多
・待ち時間: 長《○○○○●》短
・お勧め度: 微《○●○○○》高

【名水ノート】

一般的には広く知られていない秘水とも呼べる湧水を発見した時の感動は名水好きにとって至福の瞬間です。秘水ってくらいだからあまり所在を言いたくない訳だけど、比較的アプローチが容易で飲用も出来そうな水を少し紹介しておきます。(※飲用可否はあくまでも推測ですが)

『大和谷の道端水(仮称)』、この湧水との出会いはもう15年以上前になるのかな!?、当時は滝を見るのが好きで紀伊半島界隈をよくぶらぶらしていました。とは言っても専門的な知識や技術がある訳でもなく車道からの俯瞰が中心だったんですがね。そんな時に目を付けたのが台高南東面にある宮川支流の大和谷、持っていた資料によると両岸の支流は全て滝、雨が降ると至るところに100m級の大滝が出現するとあります。しかも林道が木原造林所まで通じていて車で入る事が可能でした。

目的の場所は宮川ダムから左岸沿いの林道を進み大和谷橋を渡って右岸に移ります。この大和谷橋は路面が金網状で湖水が透け透け、車で渡るのはちょっとドキドキですよ。そこから更に進むと大岩壁と大和谷発電所の施設が目に入ります。しかしよくもまあこんな場所に建造物を築いたもんですわ。

大和4
・大和谷橋は湖面が透けてて車で渡るのはドキドキする

大和5
・懸崖の中に建つ大和谷発電所

その施設が見える近くに湧水があります。この地域は石灰岩が多く普段は伏流している谷も多いんですが湧水は石灰岩の割れ目から水量豊富に湧き出していました。おそらく石灰地層で伏流した水が地下水脈を通ってこの場所に湧き出したのでしょう。

私はこの付近の景観が大好きで、それ以来数年に一度は訪れるお気に入りの場所だったんですが、今回の再訪は冬場の渇水期って事もあってか水は地面から僅かに滲み出す程度でした。また以前は無かった導水パイプが打ち込まれていたので他にも誰か水汲み人が来ているみたいです。

この状況では採水を断念せざる得なかったんですが、以前飲んだ時は凄く冷たくってキリッとした水だったと記憶しています。今回はポリタン持参でメイン採水にと考えてただけに残念でなりません。まあ水量の安定していそうな時にまた再訪するとしましょう。

大和2
・今回は渇水期って事もあり水は滲み出す程度だった

大和3
・通常期は石灰岩の裂け目より豊かな水流が湧き出す

注意すべきはアプローチの林道が非常に悪路な事、大雨の後とかは特に注意が必要です。落石とかもしょっちゅうなんで最悪行ったはいいが帰れないなんて事態もあるかもしれません。底の低い車もまず無理でしょう。しかし周囲の絶景と石灰地層が生み出す水脈の妙、少し苦労してでも行って見る価値はありそうです。

地図↓
http://goo.gl/maps/TvwCA


■咳の谷の水■

2013.01.22 (Tue)
咳1

■咳の谷の水■

・名称 : 咳の谷の水
・タイプ: 表流水
・所在地: 三重県多気郡大台町神滝
・採水 : 可能
・飲用 : 不明
・駐車 : 咳の谷公園の無料駐車場が利用可能
・備考 : 

・口当たり: 硬《○○○○●》軟
・湧水の量: 微《●○○○○》多
・待ち時間: 長《○○○●○》短
・お勧め度: 微《○●○○○》高

【名水ノート】

その昔一人の老婆が薪集めをしていたところ突然はげしい咳に苦しめられ、あまりの苦しさにふと谷の水を飲んだところ不思議にもぴったりと咳が止まって危うく一命を取りとめたそうです。

これは何かのご利益がある水に違いないと文化五年(1808年)この地に地蔵を建てて祀りました。それ以来、誰呼ぶとなく『咳の谷』『咳の地蔵』と名付けられ多くの信棒者を集めています。

咳2
・けっこう由緒ある水のようです

場所は宮川沿いを走る国道422号線の領内集落付近、現在では『咳の谷公園』として整備されていて24時間いつでもそのありがたいお水をいただく事が出来ます。水場も綺麗に手入れされているので、地域の人々に大切に守られているのでしょう。

咳3
・水場も綺麗で地域の人々が大切にしている場所だと伺えます

お味の方は口当たりの良いサラッとした感じですかね!?。但しほぼ表流水に近い状態です。上流に集落は無いので飲用は問題無いと推測しますが、動物由来の汚染が無いとは言えませんので煮沸は必須かもしれません。まあ私は現地で生で飲んでしまいましたが(^^;。

地図↓
http://goo.gl/maps/0VPvp


■野見観音のお香水■

2013.01.19 (Sat)
野見1

■野見観音のお香水■

・名称 : 野見観音のお香水
・タイプ: 湧水
・所在地: 奈良県吉野郡東吉野村鷲家
・採水 : 可能
・飲用 : 可能
・駐車 : Pなし(付近の路側帯に駐車)
・備考 : 硬度約50mg/L

・口当たり: 硬《○○○●○》軟
・湧水の量: 微《●○○○○》多
・待ち時間: 長《○○○●○》短
・お勧め度: 微《○●○○○》高

【名水ノート】

国道166号線を大宇陀から三重県方向に走っていると鷲家集落の外れ辺りに『野見観音のお香水』があります。あまり目立たないので何気なく走っていると見過ごしかねませんが『お香水の瀧』の看板が設置してあるのでそれを目印にすると良いでしょう。湧水の前に路側帯があってそこに駐車が可能です。

野見2
・この案内板を目印に!

野見3
・水量は少なめですが癖が無く飲みやすかったです

湧水は山側の一段高くなった所にあって水量は少ないですが観音様の横から冷たい清水が湧き出しています。すくって飲んでみると無味無臭で癖の無い感じがしました。この辺りは中央構造線の断層帯で地層が複雑に絡み合っており、場所によって色んな水質を楽しめるのが良いですね。

地図↓
http://goo.gl/maps/W28pA


■京見峠の水(杉阪の船水)■

2013.01.14 (Mon)
京見1

■京見峠の水(杉阪の船水)■

・名称 : 京見峠の水(杉阪の船水)
・タイプ: 湧水
・所在地: 京都府京都市北区西賀茂
・採水 : 可能
・飲用 : 可能
・駐車 : Pなし
・備考 : 

・口当たり: 硬《○○○○●》軟
・湧水の量: 微《○●○○○》多
・待ち時間: 長《○○●○○》短
・お勧め度: 微《○○●○○》高

【名水ノート】

京都市内から杉阪へと向う府道31号線の京見峠から500mほど北進した辺りに『京見峠の水』が湧き出します。正式名は『杉阪の船水』と言うそうですが一般的には『京見峠の水』の方が通り良いようです。

京見2
・付近は道幅狭く交通量もけっこうあるので注意してください

市内から短時間で行ける山の湧水って事もあり休日ともなれば多くの水汲み人で賑わいます。しかし周辺道路は狭い上に交通量もあるので駐車には注意が必要です。マナーを守って周囲の迷惑にならないよう心がけましょう。

お味の方は非常にまろやかで甘い感じがしました。煮沸しても全くミネラル成分が浮いて来ないのでかなりの軟水(硬度が低い)だと思われます。これならお茶やコーヒー、ご飯や炊き込みの水にも最適じゃないでしょうか!?、まあ硬水好きの私にとっては若干物足らない気がしましたが(^^;。

京見3
・まろやかで甘い感じのするお水でした

京都市内の井戸水はそこそこ硬度のある水が多いので、こう言ったまろやかな軟水に人気が集まるのかもしれませんね!。

地図↓
http://goo.gl/maps/n6AfU


■解穢の水■

2013.01.13 (Sun)
解穢1

■解穢の水■

・名称 : 解穢の水
・タイプ: 表流水
・所在地: 京都府京都市左京区松室山添町
・採水 : 可能
・飲用 : 不可
・駐車 : 月読神社の無料駐車場が利用可能(数台程度)
・備考 : 月読神社境内

・口当たり: 硬《○○○○○》軟
・湧水の量: 微《○○○○○》多
・待ち時間: 長《○○○○○》短
・お勧め度: 微《○○○○○》高

【名水ノート】

お酒の神様として有名な『松尾神社』から南に徒歩で5分の場所にある『月読神社』、その境内に『解穢の水』と呼ばれる水がある。

『月読神社』の歴史は古く、境内に神功皇后ゆかりの安産信仰発祥の石「月延石」を御奉祀することから安産守護の神社として信仰を集めるが、いつも賑わう『松尾神社』と比較すれば訪れる人も少なくひっそりとした佇まいだ。

解穢2
・その水は安産信仰を集める月読神社にあった

『解穢の水』は本殿裏手、谷からの表流水と思われるが汲んでみると若干濁度があって立地的に見ても現状の飲用は難しいのではないだろうか!?。

解穢3
・飲用にはちょっと厳しいかも!?

地図↓
http://goo.gl/maps/9Ob2Y


■亀の井■

2013.01.11 (Fri)
亀1

■亀の井■

・名称 : 亀の井
・タイプ: 伏流水
・所在地: 京都府京都市左京区嵐山宮ノ前町
・採水 : 可能
・飲用 : 可能
・駐車 : 松尾大社の無料駐車場が利用可能
・備考 : 硬度約80mg/L 松尾大社境内

・口当たり: 硬《○○○●○》軟
・湧水の量: 微《●○○○○》多
・待ち時間: 長《○○●○○》短
・お勧め度: 微《○○●○○》高

【名水ノート】

京都西山にあっていつも多くの参拝者で賑わう松尾大社、その境内に湧き出す『亀の井』は『京都の湧水』の中でも最上位にランクインする由緒ある名水だ。

亀4
・いつも賑わう松尾大社はお酒の神様として信仰を集める

松尾神社は『お酒の神様』として信仰を集めており、『亀の井』の湧水を酒造りの元水に加えると失敗しないとの言い伝えがある。

亀2
・この湧水を酒の仕込み水に混ぜると失敗しないと言われている

湧水は本殿の裏手、手水舎の中に亀の像があってその口より流れ出していた。人気があるのに湧水量が少ないので採水待ちの人並みが絶えないが、場所的に大量採水は出来ないから思ったよりも回転は早い。また社務所の窓口で『御神水』用の汲み取り瓶(100円)を購入する事もできる。

亀3
・御神水の汲み取り瓶も売っていてちょっと日本酒っぽい?

データによると『約80mg/L』と比較的高い硬度を計測しているが、飲んでみるとあまりミネラル感は無く、どちらかと言うとサラッとした淡麗系の水だと思う。今回の採水では見られなかったが、時折砂が混じるらしく常連の方達はガーゼを被せるなどで対応していた。

また松尾神社から徒歩5分の場所にある『月読神社』にも『解穢の水』と呼ばれる水場がある。しかしこちらは表流水に近く現状での飲用は難しいだろう。

地図↓
http://goo.gl/maps/gCvqN


■弘法の霊水■

2013.01.05 (Sat)
弘法1

■弘法の霊水■

・名称 : 弘法の霊水
・タイプ: 湧水
・所在地: 大阪府八尾市神立
・採水 : 可能
・飲用 : 可能
・駐車 : 水呑地蔵院の無料駐車場が利用可能
・備考 : 水呑地蔵院境内 硬度52mg/L

・口当たり: 硬《○○○●○》軟
・湧水の量: 微《○○●○○》多
・待ち時間: 長《○○○●○》短
・お勧め度: 微《○○●○○》高

【名水ノート】

大阪府の名水と言えば水無瀬の『離宮の水』が有名ですが、名水百選を選定する時に『離宮の水』と共に候補に上がったのがこの『弘法の霊水』です。その昔、生駒越えで疲れた旅人を癒すために弘法大師がこの水場を開いたと言われています。

弘法2
・ここも湧水マスターである弘法大師縁の水場です

場所は生駒山地の南部、十三峠より少し大阪府側に下った『水呑地蔵院内』にあります。湧水は境内を挟んだ左右にあって右手(駐車場から来て境内の奥)にある方が古くからの水場だそうです。しかしながら近年水量が減少気味だそうで今では左手の水場から導水しているとの事、それでも生駒山系の湧水では一番の水量を誇っており人気の面でも一番でしょう!。

弘法3
・ポリタン採水するなら左手の水場が汲み易い

生駒山系は花崗岩が多いんですが、標高400m付近に硬度の高い水脈があるらしく全体的にミネラル感の豊富な良質の水が湧き出します。なぜ硬度が高くなるのか?、詳しい理由は定かではありませんが、暗峠付近には一部『はんれい岩』層があり、はんれい岩は花崗岩よりもマグネシウムや鉄分を多く含むと言われている事から、この辺りの地層が影響しているのかもしれません。

弘法4
・境内からの眺めは格別で夜景スポットとしても有名

肝心のお水はと言うと、なるほど!、バランスが良く非常に飲みやすいですね。これなら名水百選の候補になったのも、となるメーカーの名水30選で上位に入ったのも頷けます。駐車場もあって車でも行きやすいんですが、駐車地から湧水まで数分歩くので大量採水にはちょっと労力が必要です。

地図↓
http://goo.gl/maps/d74Wr


■星田妙見宮の水(登龍の瀧)■

2013.01.02 (Wed)
妙見1

■星田妙見宮の水(登龍の瀧)■

・名称 : 星田妙見宮の水(登龍の瀧)
・タイプ: 湧水
・所在地: 大阪府交野市星田
・採水 : 可能
・飲用 : 不明
・駐車 : 星田妙見宮の無料駐車場が利用可能
・備考 : 星田妙見宮境内 硬度約200mg/L

・口当たり: 硬《○○●○○》軟
・湧水の量: 微《○●○○○》多
・待ち時間: 長《○○○○●》短
・お勧め度: 微《○○●○○》高

【名水ノート】

大阪府の交野市周辺は隠れた名水の里として知られている。それは単純に湧水が多いってだけじゃなく花崗岩地層が作り出す水質の良さがあっての事だろう。

大阪平野は大阪群層と呼ばれる堆積層が主体だが標高200メートル付近に基盤岩(※この付近の場合は花崗岩が基盤岩)との境界があって地下水脈が集中しやすい傾向にある。

今回訪れた『星田妙見宮の水』はそんな湧水の典型的な例ではないだろうか、写真で見る限りどこにでもあるような神社の手水舎だったしあまり期待はしていなかったが、実際に訪れてみると地層的にも歴史的にも実に興味深く面白い湧水だと判ってきた。

特に驚かされるのは『湧き水めぐり3』によると硬度が200mg/Lに迫ると言う事だ。本来花崗岩質は結晶密度が高くミネラルの溶け込みは少ない傾向にある。いくら帯水時間が長くなるとは言えこの標高でここまでの硬度が計測されるのには合点がいかない。これは検証してみる必要があるだろう。

妙見2
・階段の手前、手水舎に導水されている

湧水は妙見宮への鳥居を潜って階段を上がる手前の手水舎へと引かれている。しかし本来の湧水点はここでは無いようだ。後ろに続く導水パイプを追っていくと『登龍の瀧』と呼ばれる滝があってその上部に貯水槽らしき設備が見えた。おそらく湧水を一旦貯水槽に貯めてから登龍の瀧と手水舎に水を流しているのだろう。

妙見5
・登龍の瀧も湧水の瀧、少し上部に貯水タンクらしき設備がある

つまり登龍の瀧も湧水を利用した滝な訳だが、ここでこの辺りの地形が奇妙な事に気が付いた。付近は大きく抉れて擂り鉢の一方だけが開いた形状、つまり馬蹄のような形で周囲が山となっているのだ。しかしながら谷の形状が無い、このくらいの凹地形を作ろうとすればそれなりの水流を持った流れが必要なはずだが水流を生み出すような地形が無いのである。

妙見3
・妙見山の山頂付近にある星田妙見宮、結構登りがキツイ

そこで調べていくと交野界隈には星降り伝説や七夕伝説など星に関する伝承が多いと判った。それもそのはずで弘仁7年(816年)この地に隕石が落下、その時の衝撃で山の大半が吹き飛び馬蹄形の窪地が出来たというのだ。これは国内の隕石落下記録としては2番目に古いものであり数々の伝承や星田の地名もこの一件に由来したものである。

妙見4
・星降りの伝説に由来する織女石の巨岩

それで肝心の水の方だが、飲んでみると明らかに硬い感じがして後を引くようなミネラル感がある。持ち帰って煮沸すると一面に白い膜が張った。しかもかなりの量だ。量的な比較からすると私の知っている水の中では飯高の『命の水』に次いで多かった。これなら硬度200mg/Lも頷ける。

妙見6
・煮沸すると一面に白い膜が張るのでなり硬度が高いと思う

しかしこの硬度はどこから来るのだろう?、地質的な根拠からは全く想像が出来ない、深層の伏流水ならともかく、この地層、この地形、この標高の自然湧水でどうしてここまで硬度が高くなるのだろう?。科学的な解明は私には出来ないが、ここは伝承の多い星田の里、本来は地上に出るはずの無かった深層水脈が隕石の衝撃で地表に現れたと考えれば説明も付くのではないだろうか!?。

市街地が近いとあって生水での飲用は控えたほうが無難だが、歴史天体ロマンに浸ってこの不思議な湧水を楽しんでみてはどうだろう。

地図↓
http://goo.gl/maps/Agfft


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