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■不老長寿の名水(質志鍾乳洞湧水)■

2013.05.07 (Tue)
質志1

■不老長寿の名水(質志鍾乳洞湧水)■

・名称 : 不老長寿の名水(質志鍾乳洞湧水)
・タイプ: 湧水
・所在地: 京都府船井郡京丹波町質志
・採水 : 可能
・飲用 : 可能
・駐車 : 質志鍾乳洞公園の駐車場利用
・備考 : 公園の施設利用料が必要(大人510円、小人300円) 硬度約100mg/L

・口当たり: 硬《○○○●○》軟
・湧水の量: 微《○○●○○》多
・待ち時間: 長《○○○●○》短
・お勧め度: 微《○○○●○》高

【名水ノート】

北摂から丹波地方に分布する丹波群層の中には石灰岩が点在する事は以前にも書きましたが、その特徴が最も顕著に現れている場所が京都府の中央に位置する質志付近であり、石灰層の厚さは200mにも及ぶと言われています。

質志3
・京都府にも顕著な石灰地層があるんです

今回紹介する『不老長寿の名水(質志鍾乳洞湧水)』はそんな京都府随一の石灰地層より湧き出す名水です。周囲は『質志鍾乳洞公園』として整備されていて大人一人当たり510円の施設利用料が必要です。施設内に入場するだけで漏れなく510円ですから少し高いと言えなくもないですが『質志鍾乳洞』への入洞料も含まれているのでまあ仕方のないところでしょう。

質志4
・510円の公園利用料が必要ですが鍾乳洞見学も出来るしまあ仕方ない・・・

その『質志鍾乳洞』は昭和2年に発見された京都府で唯一の(観光洞としては)鍾乳洞、総延長52.5m、最深部までは-25.1m、鍾乳石はあまり見られませんが竪穴タイプの珍しい鍾乳洞です。想像してたよりも立派な鍾乳洞なんですが垂直梯子での上り下りがあって年配の方や赤ちゃんを背負っての入洞は厳しいかもしれません。

質志5
・鍾乳洞内部は垂直の梯子があったりで結構面白い

で、肝心の水は国道から鍾乳洞へ向う通路の石垣下から湧き出ています。湧水量はそこそこあるんですが、お水汲み用の整備はされておらずポリタンク等に入れる場合は柄杓やコップ等ですくわなくてはなりません。

質志2
・スッキリとして爽やかさを感じる水ですね

お味の方は石灰系湧水の王道とでも言いましょうか、実にスッキリしてミネラル感もあります。ただ所有データによると硬度が100mg/Lを超えているとの事ですが、そこまでの硬度があるかはちょっと疑問かな?、硬水に特有な煮沸時の結晶膜がそれほど多くないんですよ。でも冷やしてガブ飲みするには最高の水には違いないですけどね!。

少し気になったのは湧水口にお金が投げ込まれている事、ほんと日本人って・・・(^^;、いくら布袋様が鎮座しているとはいえ飲料水利用を想定している湧水にお金を入れたら衛生上良くないでしょうに・・・。

湧水としてはオススメ度『5』にしたいとこなんですが、水の汲み易さや衛生面、湧水よりも上流にキャンプ場の炊事設備がある等、少し気になった部分もあるので『4』とさせていただきました。

地図↓
http://goo.gl/maps/yTj8p


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■大杉の岩清水■

2013.05.02 (Thu)
大杉1

■大杉の岩清水■

・名称 : 大杉の岩清水
・タイプ: 湧水
・所在地: 京都府船井郡京丹波町須知
・採水 : 可能
・飲用 : 可能
・駐車 : 導観稲荷神社の駐車場が利用可能だが場所は判り難い
・備考 : 導観稲荷神社境内

・口当たり: 硬《○○○○●》軟
・湧水の量: 微《○●○○○》多
・待ち時間: 長《○○○●○》短
・お勧め度: 微《○○●○○》高

【名水ノート】

この水場は正直なところまったくノーマークでした。『質志鍾乳洞湧水』の情報を調べるうちに付属情報的な感じで知ったんですが、ところがこれが中々の名水で掘り出し物だったんです。

場所は京丹波町の少し南側、ちょうど京都縦貫道の丹波ICから程近い導観稲荷神社の境内に湧き出します。この導観稲荷神社には『源水の大杉』と呼ばれる杉の巨木があって、樹齢400年、幹周り7.2mは府下でも有数のものだそうです。

大杉3
・導観稲荷神社の境内に湧き出します

湧水はその根元から湧き出します。ご神体でもある巨木から湧き出す自然湧水ですからまさに神水と呼ぶに相応しいでしょう。

飲み口も喉に染み込むようなまろやかさがありますね。だいぶ軟水よりだと感じますがバランスの良い名水なんじゃないでしょうか。

大杉2
・巨木の根元から湧き出す御神水を水場へと導水してるんです

ここの水場はちょっと特徴があって、青竹に囲われた石桶にパイプからの水が常時流れているんですが、パイプと囲いの隙間が狭くそのままでは採水できません。しかしご心配なく、横に竹筒や長パイプが置いてあって、それを湧水口に差し込んで石桶の外に流しながら採水する仕組みになってるんですね。

地元ではかなり有名みたいで私がいる間にも水汲みの方が数人来ていました。大阪からだとちょっと遠いですがこの隠れた名水、一度味わってみてはいかがでしょう。

地図↓
http://goo.gl/maps/vr91u


■千手寺の霊水■

2013.04.24 (Wed)
千手1

■千手寺の霊水■

・名称 : 千手寺の霊水
・タイプ: 湧水
・所在地: 京都府亀岡市稗田野町鹿谷
・採水 : 可能
・飲用 : 不明
・駐車 : 千手寺の無料駐車場が利用可能
・備考 : 千手寺境内 硬度0mg/L

・口当たり: 硬《○○○○●》軟
・湧水の量: 微《●○○○○》多
・待ち時間: 長《○○○○●》短
・お勧め度: 微《○●○○○》高

【名水ノート】

京都府亀岡市の西側にある行者山、その山腹にある千手寺にも湧水がある。『千手寺の霊水』と呼ばれホウ酸成分を多く含む事から眼病に効果が高いと言われている。この千手寺も湧水マスターたる弘法大師の開山と伝えられており大師作の十一面千手観音が安置されてるそうだ。

千手2
・千手寺境内より湧き出す

場所はちょっと判り難いが、国道372号線から稗田野鹿谷の集落を目指し、クボタ貿易の横を抜けて山中へと進む。一応舗装路だがかなり急登で、登り切った辺りに山門への階段と駐車場が見えた。

ただ今回は麓にあった猪鹿避けの赤い鉄製ゲートを進入禁止のゲートと勘違いしてしまいそこから歩く羽目になる。しかしそのお陰でこの地域が予想外に面白い場所だと言うのが判ったのだ。

行き道は何も考えず20分ほど歩いて境内に到着、湧水は階段手前の手水舎、本堂横、それに西外れの観音像下にあるが、おそらく観音像下が本来の湧水点だろう。この水は硬度が0mg/Lと言われており、ナルホド、確かに口当たりが非常にマイルドだ。まあ私には物足らない部分でもあるのだが・・・。

千手3
・淡白な味わい、でも少し物足らない?

面白いのは千手寺付近の岩質は割りと結晶の荒い花崗岩で硬度の低い水になり易いのも頷けます。しかし下るに従って岩質に変化が見られた。次第に凝灰岩が多くなりチャート質や石英質の岩も混じって来たのだ。しかも石英質の中には金属鉱物らしきものが散見している。これはもしや?、頭に浮かんだ仮説はすぐに現実となった。周囲を注視してみると、やはりあった、坑口だ。どうやらこの山には鉱山があったようだ。

千手4
・古い坑口だと思われる

で、後に調べてみると鹿谷集落に『大谷鉱山』と呼ばれるタングステン鉱床としては国内最大規模の鉱山があって大正から昭和初期にかけて大いに賑わったそうである。その後衰退はしたものの細々と採掘が続いたそうだ。しかしカドミウム鉱毒等の影響もあって昭和58年ついに廃坑となった。

そう言えば、車を止めた付近にコンクリートの水路みたいなもんがあったけど、それが入り口やってんね。そこからも湧水が流れ出してたような感じやったけど、調べて判ったのはこの水は重金属を含んでいて飲めないらしい、あー採取せんで良かった!!。

でも全く予備知識無しに行った場所でこんな発見があるなんてちょっと面白かったなぁ。人と水と山の関わりを感じた探訪だった。

地図↓
http://goo.gl/maps/nIhBd


■貴船神社奥宮裏の湧水(仮称)■

2013.04.20 (Sat)
裏1

■貴船神社奥宮裏の湧水(仮称)■

・名称 : 貴船神社奥宮裏の湧水(仮称)
・タイプ: 湧水
・所在地: 京都府京都市左京区鞍馬貴船町
・採水 : 可能
・飲用 : 不明
・駐車 : 貴船神社奥宮の有料駐車場が利用可能
・備考 : 貴船神社奥宮境内

・口当たり: 硬《○○○●○》軟
・湧水の量: 微《○●○○○》多
・待ち時間: 長《○○○○●》短
・お勧め度: 微《○○●○○》高

【名水ノート】

前回、前々回と貴船の名水を紹介したんですがもういっちょ!、実は奥宮の裏手にも湧水があるんです。奥宮から車道を更に奥へ進むと『貴船神社のかつら』の案内板がある巨木が目に入ります。

裏2
・貴船のカツラの根元にあるんですよ!

その根元付近に地面から蛇口が出ているんですよね。ん?地面から蛇口??、そう地面から蛇口だけがにょきっと出てるんです(^^;。近寄ってみると蛇口から黒いゴムホースが出ています。これを追って行くと少し上流の斜面、木の根から水が滴り落ちていて、どうやらこの水を導水しているようです。

裏3
・地面から蛇口が出ている珍百景

で蛇口をひねってみると水が勢い良く噴出しました!。そのままペットボトルに採水してみると若干砂が混じってるようですが貴船湧水の特徴であるキリッとした喉越しが口の中に広がりました。

これぞ天然水って感じですね!。地面から突き出た蛇口が織り成す「変な絵」と言い、この湧水、私は好きですよ(笑)。

地図↓
http://goo.gl/maps/KnHBT


■貴船神社奥宮の湧水(仮称)■

2013.04.16 (Tue)
奥宮1

■貴船神社奥宮の湧水(仮称)■

・名称 : 貴船神社奥宮の湧水(仮称)
・タイプ: 湧水
・所在地: 京都府京都市左京区鞍馬貴船町
・採水 : 可能
・飲用 : 不明
・駐車 : 貴船神社奥宮の有料駐車場が利用可能
・備考 : 貴船神社奥宮境内 硬度約100mg/L

・口当たり: 硬《○○●○○》軟
・湧水の量: 微《●○○○○》多
・待ち時間: 長《○○○●○》短
・お勧め度: 微《○○●○○》高

【名水ノート】

前回は貴船神社本社の湧水を紹介したんですが、実は奥宮にも同様に湧水が湧き出すんです。しかも『特殊メンタル派動』は本社の神水よりも高いと言われてます。

奥宮2
・貴船神社の奥宮手前にも湧水があります

場所は貴船神社の本社より500mくらい上流側の奥宮手前、石垣の隙間から水があふれ出して石桶へと注いでました。ここも本来は奥宮の手水なんですが飲んでみると非常にキレがあって爽やかな喉越しです。

詳しいデータは判らなかったんですが、この感じからしてそこそこの硬度はあるんじゃないでしょうかね!?、本社の神水よりも更にキリっと感が強いように感じました。

奥宮3
貴船の奥宮と言えば丑の刻参りの伝説が残る

奥宮4
・石灰の巨岩、つつみが石をはじめ石にまつわる伝承も多い

少し手前には『つつみが石』と呼ばれる石灰岩の巨岩があってこの付近が石灰層である事を示しています。基本手水なんで水汲み場としての設備はありませんが、貴船神社周辺は名水を生み出す条件が全てそろっていると言えますね!。

地図↓
http://goo.gl/maps/Wlo5v


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