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■弘法の霊水■

2013.01.05 (Sat)
弘法1

■弘法の霊水■

・名称 : 弘法の霊水
・タイプ: 湧水
・所在地: 大阪府八尾市神立
・採水 : 可能
・飲用 : 可能
・駐車 : 水呑地蔵院の無料駐車場が利用可能
・備考 : 水呑地蔵院境内 硬度52mg/L

・口当たり: 硬《○○○●○》軟
・湧水の量: 微《○○●○○》多
・待ち時間: 長《○○○●○》短
・お勧め度: 微《○○●○○》高

【名水ノート】

大阪府の名水と言えば水無瀬の『離宮の水』が有名ですが、名水百選を選定する時に『離宮の水』と共に候補に上がったのがこの『弘法の霊水』です。その昔、生駒越えで疲れた旅人を癒すために弘法大師がこの水場を開いたと言われています。

弘法2
・ここも湧水マスターである弘法大師縁の水場です

場所は生駒山地の南部、十三峠より少し大阪府側に下った『水呑地蔵院内』にあります。湧水は境内を挟んだ左右にあって右手(駐車場から来て境内の奥)にある方が古くからの水場だそうです。しかしながら近年水量が減少気味だそうで今では左手の水場から導水しているとの事、それでも生駒山系の湧水では一番の水量を誇っており人気の面でも一番でしょう!。

弘法3
・ポリタン採水するなら左手の水場が汲み易い

生駒山系は花崗岩が多いんですが、標高400m付近に硬度の高い水脈があるらしく全体的にミネラル感の豊富な良質の水が湧き出します。なぜ硬度が高くなるのか?、詳しい理由は定かではありませんが、暗峠付近には一部『はんれい岩』層があり、はんれい岩は花崗岩よりもマグネシウムや鉄分を多く含むと言われている事から、この辺りの地層が影響しているのかもしれません。

弘法4
・境内からの眺めは格別で夜景スポットとしても有名

肝心のお水はと言うと、なるほど!、バランスが良く非常に飲みやすいですね。これなら名水百選の候補になったのも、となるメーカーの名水30選で上位に入ったのも頷けます。駐車場もあって車でも行きやすいんですが、駐車地から湧水まで数分歩くので大量採水にはちょっと労力が必要です。

地図↓
http://goo.gl/maps/d74Wr


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■星田妙見宮の水(登龍の瀧)■

2013.01.02 (Wed)
妙見1

■星田妙見宮の水(登龍の瀧)■

・名称 : 星田妙見宮の水(登龍の瀧)
・タイプ: 湧水
・所在地: 大阪府交野市星田
・採水 : 可能
・飲用 : 不明
・駐車 : 星田妙見宮の無料駐車場が利用可能
・備考 : 星田妙見宮境内 硬度約200mg/L

・口当たり: 硬《○○●○○》軟
・湧水の量: 微《○●○○○》多
・待ち時間: 長《○○○○●》短
・お勧め度: 微《○○●○○》高

【名水ノート】

大阪府の交野市周辺は隠れた名水の里として知られている。それは単純に湧水が多いってだけじゃなく花崗岩地層が作り出す水質の良さがあっての事だろう。

大阪平野は大阪群層と呼ばれる堆積層が主体だが標高200メートル付近に基盤岩(※この付近の場合は花崗岩が基盤岩)との境界があって地下水脈が集中しやすい傾向にある。

今回訪れた『星田妙見宮の水』はそんな湧水の典型的な例ではないだろうか、写真で見る限りどこにでもあるような神社の手水舎だったしあまり期待はしていなかったが、実際に訪れてみると地層的にも歴史的にも実に興味深く面白い湧水だと判ってきた。

特に驚かされるのは『湧き水めぐり3』によると硬度が200mg/Lに迫ると言う事だ。本来花崗岩質は結晶密度が高くミネラルの溶け込みは少ない傾向にある。いくら帯水時間が長くなるとは言えこの標高でここまでの硬度が計測されるのには合点がいかない。これは検証してみる必要があるだろう。

妙見2
・階段の手前、手水舎に導水されている

湧水は妙見宮への鳥居を潜って階段を上がる手前の手水舎へと引かれている。しかし本来の湧水点はここでは無いようだ。後ろに続く導水パイプを追っていくと『登龍の瀧』と呼ばれる滝があってその上部に貯水槽らしき設備が見えた。おそらく湧水を一旦貯水槽に貯めてから登龍の瀧と手水舎に水を流しているのだろう。

妙見5
・登龍の瀧も湧水の瀧、少し上部に貯水タンクらしき設備がある

つまり登龍の瀧も湧水を利用した滝な訳だが、ここでこの辺りの地形が奇妙な事に気が付いた。付近は大きく抉れて擂り鉢の一方だけが開いた形状、つまり馬蹄のような形で周囲が山となっているのだ。しかしながら谷の形状が無い、このくらいの凹地形を作ろうとすればそれなりの水流を持った流れが必要なはずだが水流を生み出すような地形が無いのである。

妙見3
・妙見山の山頂付近にある星田妙見宮、結構登りがキツイ

そこで調べていくと交野界隈には星降り伝説や七夕伝説など星に関する伝承が多いと判った。それもそのはずで弘仁7年(816年)この地に隕石が落下、その時の衝撃で山の大半が吹き飛び馬蹄形の窪地が出来たというのだ。これは国内の隕石落下記録としては2番目に古いものであり数々の伝承や星田の地名もこの一件に由来したものである。

妙見4
・星降りの伝説に由来する織女石の巨岩

それで肝心の水の方だが、飲んでみると明らかに硬い感じがして後を引くようなミネラル感がある。持ち帰って煮沸すると一面に白い膜が張った。しかもかなりの量だ。量的な比較からすると私の知っている水の中では飯高の『命の水』に次いで多かった。これなら硬度200mg/Lも頷ける。

妙見6
・煮沸すると一面に白い膜が張るのでなり硬度が高いと思う

しかしこの硬度はどこから来るのだろう?、地質的な根拠からは全く想像が出来ない、深層の伏流水ならともかく、この地層、この地形、この標高の自然湧水でどうしてここまで硬度が高くなるのだろう?。科学的な解明は私には出来ないが、ここは伝承の多い星田の里、本来は地上に出るはずの無かった深層水脈が隕石の衝撃で地表に現れたと考えれば説明も付くのではないだろうか!?。

市街地が近いとあって生水での飲用は控えたほうが無難だが、歴史天体ロマンに浸ってこの不思議な湧水を楽しんでみてはどうだろう。

地図↓
http://goo.gl/maps/Agfft


■ちんちん水■

2012.12.30 (Sun)
ちんちん1

■ちんちん水■

・名称 : ちんちん水
・タイプ: 湧水
・所在地: 大阪府交野市私市
・採水 : 可能
・飲用 : 不明
・駐車 : Pなし
・備考 : 

・口当たり: 硬《○○○○●》軟
・湧水の量: 微《○●○○○》多
・待ち時間: 長《○○○○●》短
・お勧め度: 微《○●○○○》高

【名水ノート】

大阪府の交野市周辺は隠れた名水の里として知られている。それは単純に湧水が多いってだけじゃなく花崗岩地層が作り出す水質の良さがあっての事だろう。

『ちんちん水』は京阪私市駅から北に徒歩数分の場所にあって周囲は住宅街だがその一角だけは今も竹林が残っている。水量はかなり豊富で正直ちょっと驚いた。住宅街に囲まれた場所でこれだけの水流がどこから来たのだろう?。

ちんちん2
・場所は京阪の私市駅から徒歩で数分

それにしても『ちんちん水』とは何とも意味深なネーミングだ。しかしこれは陰茎を例えた訳では無い、『ちんちん』とは地下水の事、つまり『沈沈』から来ているのだ。また「ちんちんに冷たい」とか「手がちんちんになった」とかって言葉を使わないだろうか?、『ちんちん水』とは「非常につめたい清らかな地下水」って意味なのである。

ちんちん3
・住宅街の一角に残る竹林より湧き出します

飲用の詳細は不明であるが少し口に含んでみた。「ん?、ちんちん水の筈が温かいぞ!?」、それもそのはず、この日は冬将軍の到来で外気温は5度くらいだった。温かいと言う事はつまり完全な湧水って訳である。おそらく年中通しての温度変化があまりないのであろう、夏場はさぞかし「ちんちんの水」が楽しめるに違いない。

ちんちん4
・こんな場所にこれでけの水量がどこから来たのか?

お味の方は温かいイメージが強くてあまり判らなかったが、たぶん硬度の低い軟らかい系の水ではないだろうか?。ここより少し標高の高い場所を流れる土生川に水流が無い事からこの河川の伏流水だと考えられるが地形と水脈の不思議を思わずにはいられない。

地図↓
http://goo.gl/maps/21sVN


■府道6号線出灰の道端水(仮称)■

2012.11.27 (Tue)
灰出1

■府道6号線出灰の道端水(仮称)■

・名称 : 府道6号線出灰の道端水(仮称)
・タイプ: 湧水
・所在地: 大阪府高槻市出灰
・採水 : 可能
・飲用 : 飲用不適
・駐車 : Pなし
・備考 : 

・口当たり: 硬《○○○○●》軟
・湧水の量: 微《○○●○○》多
・待ち時間: 長《○○○○●》短
・お勧め度: 微《○●○○○》高

【名水ノート】

名水を育む環境と石灰岩の関わりについて以前に書いたと思いますが、これは視点を変えると石灰岩地層を探す事が名水を探す近道な訳ですよね。

関西では奥伊勢から洞川や白崎までの秩父帯、それに鈴鹿北部から伊吹山の界隈に顕著な石灰地層が見られ、実際その地域では洞川湧水群や醒ヶ井湧水群など関西を代表する名水が湧き出しています。

名水に興味を持つ事はすなわち地層を知る事でもあり地質を調べるのは必然の成り行きとも言えます。そんな中で私は全く知らなかったんですが、大阪府にも石灰地層があると聞いた時は正直驚きを隠せませんでした。

大阪府の平野部分は『大阪群層』と呼ばれる海洋性の堆積層で砂岩や泥岩、礫岩が主体なんですが、北部の北摂山域から丹波地域には『丹波群層』と呼ばれる古生代の地層があって、その中には一部石灰地層が点在してるのです。

一番顕著なものは京都府の質志付近、それに亀岡市北部の竜ヶ岳や鞍馬山周辺も比較的まとまっているようです。大阪府では高槻市の北部、出灰(いずりは)集落からポンポン山周辺に小規模ながら点在しており『出灰の石灰露頭』と呼ばれています。因みに『出灰』とは「灰、つまり石灰を産出する場所」として名付けられました。

灰出4
・こんなところに石灰岩が、出灰の石灰露頭

石灰岩は水の浸食に弱く岩盤内に空間を作りやすい事から水脈が発達して湧水も多くなります。※その空間が発達したものが鍾乳洞

そしてこの地にもありました。出灰集落から府道6号線を1キロほど南下した左岸防壁のパイプより豊富な湧水がジャブジャブと出ています。実はこの湧水、以前は人気の水場で休日ともなれば大勢の水汲み人で賑わっていました。しかし水質検査で大腸菌群が陽性となり『飲用不適』の烙印が押されてしまいました。当時メディア等でも報道されたので覚えている方も居るのではないでしょうか!?。

灰出2
・府道沿いの目立つ場所にあって湧水量も安定している

地元の方によると今は水汲み人は殆ど来なくなったそですが、それでも時折は見かけるそうです。

さて私ですが、こんなブログをやってる以上飲まない訳には行きません。と言うか細菌や微生物類の不安は煮沸でほぼ完全に解消出来ます。化学物質や重金属類の混入は煮沸では防げませんが、正直なところ自然の湧水や伏流水には多かれ少なかれその場所特有の成分が溶け込んでいます。長期飲用なら影響あるやもしれませんが短期飲用なら生物由来の不安さえ解消すればまず問題は無いでしょう。

そんな持論で煮沸して飲んでみるとコレ結構いけますね!。泉原や乳の泉など、北摂界隈に見られる甘い系の水とは明らかに違ってました。硬度が高いって感じは無いけどどっちかと言うとすっきり系の水ですかね!?。

灰出3
・出灰不動尊も見所のひとつ

現地には『飲用不適』の看板がデカデカと設置してあるので「オススメです」とは言えませんが気にしない方は試してみてはいかがでしょう?。

地図↓
http://goo.gl/maps/OvR7y


■友呂岐神社の御所水■

2012.11.17 (Sat)
友呂1

■友呂岐神社の御所水■

・名称 : 友呂岐神社の御所水
・タイプ: 伏流水
・所在地: 大阪府寝屋川市香里本通町
・採水 : 可能
・飲用 : 可能
・駐車 : Pなし
・備考 : 友呂岐神社の境内 硬度約50mg/L

・口当たり: 硬《○○○●○》軟
・湧水の量: 微《●○○○○》多
・待ち時間: 長《○○○●○》短
・お勧め度: 微《○○●○○》高

【名水ノート】

湯屋が谷の弘法井戸から『湯屋が谷さくら公園』への階段を登って南に少し進んだ場所に『友呂岐神社』があります。その境内にも名水が湧き出します。

『友呂岐神社の御所水』と呼ばれ地元では『やがたんの井戸』と知名度を二分する人気の水だそうです。

井戸は友呂岐神社の本殿へと上がる階段の中ほど、ちょうど社務所の前の真新しい布袋さんの裏側にありました。その横には手水舎があって龍の口より清涼感のある水が絶えず流されています。

友呂2
・ちょっと判りにくいですが井戸の裏側に蛇口がある

採水は井戸の更に裏手、ちょっと鬱蒼とした感じの場所ですがポンプと蛇口があってそこから汲めるようになってます。訪れた日は11月の初旬でしたが結構やぶ蚊に集られて夏ならえらいことになってたかもしれません(^^;。

お味の方は『やがたんの井戸』と同じ感じですかね!?、マイルドな感じのする美味しい水でした。

友呂3
・歴史のある友呂岐神社の本殿

友呂4
・欄間にも波文様?があって水との関わりが伺えます

大阪周辺の市街地に近い水場は開発の波に押され既に枯れてしまったり水質の悪化で放置されてしまう場所も多々あるんですが、『やがたんの井戸』と言い『友呂岐の御所水』と言い、すごく整備が行き届いていて地域の方々の水場に対する思いが伝わるようで嬉しくなりました。

この素晴らしい環境、この街ならずっと維持されていく事でしょう。

地図↓
http://goo.gl/maps/0eMjm


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